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「いるだけで周りが明るくなる。」
学生のときにそんな人が、クラスに1人はいたと思う。いつも笑っていて、楽しい空気を運んで来てくれるような人。
今回自身のキャリアについてインタビューに答えてくれたカメラマンの"AYATO"さんが、まさにそんな人でした。
ディズニーワールドのキャスト、ウェディングのスタッフを経て、現在Lovegraphで人の思い出を残すカメラマン。
”幸せ”や"笑顔"というワードが連想されるようなキャリアを積み重ねてきたAYATOさんが、そのひとつひとつを、楽しそうに話をしてくれました。
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話してくれたカメラマン
AYATO
関東対応 Lovegrapher
幸せや感情が溢れる瞬間を切り取るニヤニヤカメラマンとして活動中! "この人の隣にいれて幸せ""最愛の人達と毎日を過ごすことができて嬉しい"改めてそんな事を思ってもらえるきっかけになる写真を撮ります。
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■はじまりは"海外で働きたい"という思い
-23歳でディズニーワールド、ウェディング業界、カメラマンと様々なキャリアを経験されたそうですね。いろいろとお伺いしたいのですが、まずは最初のディズニーワールドについて、お話いただけますか?
AYATO:そもそも、小さい頃から家族で海外旅行に行ったり、留学に行かせてもらう機会もあって、高校生のときには“将来的に日本を出て仕事したい”という気持ちが固まっていたんです。当初は海外で働くホテルマンを目指していて、高校卒業後はホテル科のある外国語の専門学校に進学しました。
AYATO:そしたらそこで、フロリダのディズニーワールドで日本代表として「おもてなし」を学習体験できる13ヶ月間のプログラムを知ったんです。僕の英語力では「受かったら奇跡だろう」と言われていたんですけど、先生や友人のサポートを受けて猛勉強した結果、まさかの合格で…!その結果、専門学校卒業後の1年は、ディズニーワールド内にある日本の鉄板焼き店でサーバーとして働きました。
#ディズニーワールドの鉄板焼き店で接客をするAYATOさん
-ディズニーワールドでの仕事は期間がもともと決まっていたんですね。日本に戻った後のことは、あらかじめ何か決めていたんですか?
AYATO:はい!会いたい人や挑戦したいことは、アメリカにいる時からしっかり考えていました。一つめは、”CRAZY WEDDING”という結婚式のプロデュースチームに携わりたいという思いでした。代表である、山川咲さんの著書を読んだ時「こんな風に人の幸せを創っている集団がいるのか!」と、感動してしまったんです。日本に帰ったら絶対に携わりたいと考えていました。
あともう一つ気になっていたのがLovegraphでした。Lovegraphで活動しているカメラマンのSNSを通じて知って、帰国したら"Lovegraphアカデミー"というLovegraph主催の写真講座に参加したいとも思っていました。
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Lovegraphアカデミーとは
Lovegraphカメラマンが講師となり、実践的な内容が学べる写真講座。入門編・マニュアル編など自身ののレベルに合わせて受講できます。
開催日程や詳しい情報は下記をチェック!
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-実際に帰国してから、その希望は叶ったんでしょうか?
AYATO:はい、帰国した次の日にCRAZY WEDDINGの会社を訪問し、"CRAZYキャスト"として働くことになったんです。帰国の1カ月後にはLovegraphアカデミーに参加しました。もともと写真は好きで”上手になりたい”と思っていたのですが、何度か講座に通ううちに、カメラマンという職業に魅力を感じるようになってきたんです。
CRAZYキャストをしながら社内の方や仕事で出会った人に自分の思いを伝えていくうちに、仕事として写真を撮る機会をいただくようになったんです。気づけばフリーランスのカメラマンとしての道を歩み始めていました。
#CRAZY WEDDINGのキャストとして、結婚式を創っていた頃の1枚
-やりたいことを着実に実行していく中で、新しい夢も生まれてきたんですね。現在は、どんなお仕事や活動をしているのですか?
AYATO:今年の1月末にLovegrapherになり、今はフリーのカメラマンとして活動しているんです。CRAZY WEDDINGでも写真を撮り続けています。
あとは1年前くらいから、寶船(たからぶね)という阿波踊りのプロ集団にも参加していて。ここでもカメラマンをしているんですけど、踊りながら撮影もする「踊り撮る阿保」というポジションを作っちゃいました。来年3月にはその集団と、アメリカ横断をする予定なんです。
プライベートではこの他に、自分の好きな人たちを集めてワークショップをしたりしてますね。
#寶船では、パフォーマー兼カメラマン!
-行動力がすごい…!写真を始めたいと思ったそもそものきっかけは何だったのでしょうか?
AYATO:専門学校生時代に、西日本をヒッチハイクで旅をしたんですけど、その際に両親にカメラを買ってもらったのが最初でした。その頃はまだ景色しか撮っていませんでしたが、ディズニーで働くようになってからはお客さんに「写真を撮って」と言われることがよくあって。
普通ならそこで、カメラをお預かりして写真を撮って、確認してもらって終わりですよね。でも僕は「え?僕?いつもはNGなんだけど、特別だよ~」って返して「あなたを撮るんじゃないよ!」ってツッコんでもらったり、大人数のお客様だったら、普通に撮影すると全員が写真に入れないから「動かないで!」と言ってパノラマで撮影してみたり…。
“写真を撮る”という行為をエンターテイメント化してみたんです。このやりとりを楽しんでくれるお客さんを見て、僕の中で写真は「撮っていて楽しいもの」に変わったし、もっとうまくなりたいと思うようになったんです。
-なるほど。それで日本に帰国してから、Lovegraphの講座で勉強しようと思ったんですね。
AYATO:そうなんです。そこで、カップルの撮影をして喜んでもらえたら2人の結婚式の写真も頼んでもらえるかもしれないし、その先のライフイベントでも写真を撮らせてもらう機会があるかもしれない。その人の人生にも寄り添うことができるということに気がつきました。
僕に出会えてよかった、Lovegraphというサービスを利用してよかったと感じてもらい、その日の出来事を思い出にしてもらえるかは自分のサービススキル次第だと思っています。カメラマンは自分なりのエンターテイメントを提供できる最高のサービス業だから、僕のやりたかったことにピッタリなんです。
■"人に喜んでもらうことが好き"
―でもこれだけ職業が沢山ある中で、一貫して「目の前の人の幸せを創る」仕事を選んでいますよね。それはなぜでしょうか?
AYATO:子供の頃から学級委員長や指揮者、応援団長に立候補するくらい、人のために何かをして「あやとがいてよかった」「ありがとう」と喜んでもらうことが好きでした。だからそもそも接客業以外の選択肢は考えたことはなかったです。
あとは、専門学生のときに外資系ホテルでインターンシップをしていたときの影響もあります。サービスマンとして朝食にオムレツを出したときのことなんですけど、外国人のお客様が「なんて素敵なオムレツなの!色も綺麗だし形も綺麗!持ってきてくれてありがとう!」って、リアクションしてくれたんですよ。そんな反応をもらえたことが、衝撃的でした。こんな風に、自分のサービスで喜んでくれている人の姿を目の前で見られる仕事をし続けたいです。
-これまで経験したお仕事が、カメラマンとしての仕事にも影響を与えていたりしますか?
AYATO:もちろん影響しています。ディズニーで働いていたとき、3世代10人の家族が来店して僕にいろいろ話しかけてくれたんですけど、忙しくてあまり応えられなかったことがありました。心苦しかった僕は、せめて最後に、何かこの場所での思い出を残して欲しいと思って、その家族の帰り際に女の子を呼び止めて、折り紙の鶴をプレゼントしたんです。そしたら女の子がすごく喜んでくれて、家族みんなもとっても幸せそうな笑顔をしていて…。その時に「ここに来て、出会えてよかった」と思ってもらう楽しさに気づきました。
だから今、カメラマンとして働いているときも撮影そのものの時間がお客さんの幸せな時間になるよう心がけています。
-どの職場での経験も、カメラマンとしてのAYATOさんを作っているんですね。写真を撮るときに他にこだわっていることはありますか?
AYATO:こだわっているのは、その人の思いが映し出せる写真を撮ること。写真の色彩も、リアルな空気感を出せるものにしています。僕はLovegraphやCRAZY WEDDINGのように、人間の生のリアクションを切り取った写真が好きなんです。最近は、誰かのためにモノづくりをしている人たちを撮るのが面白いですね。
#AYATOさんが撮影したLovegraph
-AYATOさんご自身、明るくハッピーなオーラに包まれた笑顔が印象的です。どうやってその前向きなエネルギーを維持しているんでしょう?
AYATO:ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです。僕、毎晩誰かと会ってるんです。人と話しながら何度も自分の思いを言葉にしていると、自分が何をしたいのか、改めて見えてくるんです。新しく挑戦したいことができたら、それを誰かに伝えることで実行する決意を固めます。もちろん相手の話を聞いて刺激を受けることも沢山ありますし、人と会うことが自分の原動力になっているんじゃないかな。
―なるほど、自分の思いを言葉にすることって大事なんですね。最後に、これからやってみたいことがあれば教えてください!
AYATO:実は、10年後の自分の本職がカメラマンかと言われれば、違うと思っています。僕にとってカメラは、人や場所との出会いを作る1つの手段なんです。今の時代の波に乗って動画撮影に挑戦したいと思っています。あとは発信力が増すように、SNSの使い方も上手くなりたいです。
これからも色々な人と話したり色んな場所に行く中で、挑戦したいことが生まれてくると思っています。自分の肩書きにこだわりすぎずに、その時その時興味のあるものに柔軟にいたいと思います。
■インタビューを終えて
インタビューを始める前に「話、長くなると思います!」とおっしゃったAYATOさん。その宣言通り、予定のしていた時間を20分超えるほど、たくさん話してくれました。
AYATOさんのお話には終始熱がこもっていて、自分のやりたいことを信じ貫いていくパワーを眩しいほどに感じました。今回のインタビューで背中を押され、私も1歩1歩、夢を叶えるために行動を起こしていこうという気持ちになりました。
今回のインタビューに答えてくれたAYATOさんは、関東で活躍するLovegrapherです。きっと、撮影の時間も楽しませてくれるはず。
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