お宮参り用の着物とは?購入場所や着せ方について解説

2019.02.12更新

赤ちゃんにとって生まれて初めての行事がお宮参りです。普通の神社のお参りとは異なり、特別なしきたりが多く存在します。服装、着物の仕様ももちろん特別です。今回は、そんなお宮参りの着物について解説します。

■お宮参りとは?

お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝うとともにこれからの健やかな成長を祈る、日本の伝統的な行事です。
生後1か月を目安に神社に参拝します。正式には男の子は生後31日目、女の子は生後32日目とされているようですがこれらの数字にとらわれる必要はなく、親族の都合や、家族がゆっくりと落ち着いて大切な時間を過ごせる日がより好ましいです。
特に真夏は赤ちゃんや産後直後のお母さんにも大きな負担がかかるため、日にちよりも天候を考慮して時期をずらすことが多いです。

■お参りする神社はどう決める?

参拝する神社は、赤ちゃんが生まれた土地の「産土神様(うぶすなかみさま)」がいらっしゃる神社を選ぶのが一般的です。産土神様とは赤ちゃんが生まれた土地の守り神様のことで、引越しなどでその土地を離れても一生を通じて守護してくれるとされています。

また、守り神様の名前が産土神様であることにちなんで、お宮参りのことを産土参りと呼ぶこともあります。

■お宮参りに着る着物

お宮参りは赤ちゃんが主役のフォーマルな行事なので、赤ちゃんは白羽二重の内着かベビードレス、大人はこの格に合わせた正装で付き添います。正式には、もっとも格が高い和装がふさわしいとされています。

さらにお宮参りでは、赤ちゃんと、赤ちゃんを抱っこしている人が一緒に羽織る着物があり、これを「祝い着」といいます。少し特殊な仕立てになっている子どもサイズの着物です。呼び方にはいくつか種類があり、「祝い着」のほかに「掛け着」や「産着」とも呼ばれることがあります。

■お宮参りの「祝い着は」男女で柄が異なる

祝い着は赤ちゃんの性別によって色や柄が異なります。

男の子の祝い着は、たくましく元気な子に育ってほしいという願いを込めて、力強い黒地の生地に兜や鷹の模様をあしらったものが多いです。

一方で女の子の祝い着は、花のように美しく清らかに育ってほしいという願いを込めて、華やかな赤やピンク地に桜や牡丹、菊をあしらったものが主流です。

■「祝い着」の着せ方

正装を着た大人は内着かベビードレスを着た赤ちゃんを抱っこします。次に、抱っこしている大人の肩に祝い着の紐を回し、背中で結びます。最後に祝い着の上から赤ちゃんによだれかけを付け、大黒帽子と呼ばれる帽子かフード帽を日差しよけに被せます。

■お宮参りの「祝い着」を買える場所と値段

祝い着は、デパートや呉服屋さん、ネット通販を通して購入することができます。着物の質と値段の幅は広いので一概には言えないですが、一般的には3〜6万円程度のものが多いです。いい着物を探そうと思ったら、値段の上限はありません。

帽子は手作りをする人もいるようです。西洋文化の流入で、オリジナリティのあるスタイルも最近では増えています。

●レンタルするという方法も

着物を貸し出すサービスを行なっている場所でレンタルすることも可能です。祝い着は仕立て直せば七五三にも着せることができるので一度購入すれば将来また着る機会がありますが、保管する場所がない場合や、個人でちゃんとお手入れができるか心配という方にはレンタルもおすすめです。

■お宮参りで着物を着ているときの授乳はどうする?

普段洋装に慣れている私たちにとって、着物を着ている間は動作の一つ一つに普段よりも気を遣い大変ですが、着物での授乳も多くのお母さんが悩むことの一つです。どのような方法があるのか、考えられる3つの方法をご紹介します。

●身八ツ口をずらす

一般的には、身八ツ口と呼ばれる脇の下にある着物の大きな開口部をずらし、袖の下から授乳をします。この場合は着物を脱がずに授乳することができるので、周りから気づかれにくく、着崩れも最小限に抑えられます。

●片袖を脱ぐ

襟元を広げて腕を抜き、片袖だけを脱ぎます。身八ツ口をずらす方法よりも着崩れやすいので着付ける際にはあらかじめ、この方法で授乳をするための着付けをする必要がありますが、汚れが付いてしまう可能性が低くなるといったメリットもあります。

●ミルクを持参する

着付け前に授乳しておき、参拝中の数時間だけはミルクでやり過ごすという方法です。普段あまり哺乳瓶から飲まない赤ちゃんがいる方にとっては難しい選択肢になるのがデメリットですが、それでなくても着慣れない着物を着ているお母さんの負担を減らすことができます。

■人生最初の大きなイベント「お宮参り」

最近では洋装で参拝する方も増えているようですが、ほかの行事と比較するとまだまだ伝統的なスタイルでお参りをする人も多いのがお宮参りです。

当日はお宮参りのあとに食事会へ行く家族も多いため、バタバタと時間に追われたり、着物を揃えるのはお金がかかったりと大変ではありますが、一生記憶に残る重要な行事になることは間違いありません。それだけ手間をかける価値のあるものなので、本当に納得の行くスタイルでお参りしてみてはいかがでしょうか。

また、そんな大切な行事にラブグラフの出張撮影で写真に残しませんか?カメラマンが
神社の境内や祈祷中の様子を、プロカメラマンが撮影。ふとしたときに見せる表情を切り取ってくれるため、「今」の空気感とともに写真に残せます。

お宮参り写真が、思い出に残る家族の大切な1ページとなりますように。

【Lovegraphスタンダードプラン】
・19,800円(平日・土日共通)
・出張料、撮影料、カメラマン指名料込み(一部指名料が発生します)
・全データお渡し(50枚~、レタッチ込み)