新型コロナウイルスによって、画面越しの会話が増え毎日の過ごし方も働き方も大きく変わった2020年。新しい生活の中で生まれた制限に誰もが不満や孤独を感じることがあったのではないかと思います。
そんな年にはじまった、オンラインサロン『のちハレ』が2022年6月に開設2周年を迎えました。『のちハレ』は、写真好きのためのオンラインサロンで、現在メンバーはなんと400名超え。Lovegraphのトップランクカメラマンとしても活躍する
秋岡 英太朗(以下:えーちん)・
川邉 友哉(以下:ともや)の2人が運営しています。
今回、2周年を記念してサロンオーナーである2人に『のちハレ』のこれまでのこと・これからのことをたっぷりインタビューしました。
ー のちハレサロン開設2周年おめでとうございます! 最初にサロンを知らない方に向けて、のちハレがどんなオンラインサロンなのかを教えてください。
えーちん:ありがとうございます。のちハレは一言で言うと"写真が好きな人たちが集まっているオンラインサロン"です。普段は写真についての勉強会や交流会などをオンラインを中心に行っています。
ともや:メインのコンテンツは写真に関することなのですが、そればかりではなく「ひとりで好きをみんなで好きに」というコンセプトのもと、幅広い話題で日々交流会が行われています。好きな音楽や映画、アニメ、インテリアなどメンバー間で何でも共有しあっています。
ー 写真に関することだけではなく色々なジャンルのお話もされているのですね。写真好きが集まるオンラインサロンで写真以外の話をされることには、どんな理由があるのですか?
えーちん:カメラの知識を学ぶのも大事なのですが、写真が上手くなっていくのに一番大事なのは「何を撮るか」だと思っています。
一般的な写真教室だと「どう撮るか」の情報や知識を教えることがメインになると思いますが、そもそも自分が「何を撮りたいのか」「何を見たときに美しいと感じるのか」「何が好きなのか」を知ることが大事だと思うんです。カメラの設定や写真の編集の仕方を覚えても、撮りたいと思うものがなければシャッターは切れないから、まずは自分が何が好きなのかを考えることが大切です。
ともや:ひとりで「自分が何が好きであるか」を考えるのではなく、いろんな人の「好き」を聞く機会があることで自分の好きなものに出会えると思うし、自分の好きなことをいろんな人に共有できる環境ってすごくいいなと思います。そんな理由でサロン内ではメンバー同士で常にコミュニケーションが行われています。
新しい好きなものと出会うことで日常の中で「撮りたい」と思うものを増やしてほしいと思っていますし、自分の好きなものを誰かと共有することで、それをもっと好きになれるきっかけにもなると思っています。
ー カメラの技術や知識だけに留まらず、もっと深いところまで共有し合っているのですね‥!写真の勉強はどのくらいの頻度で行われるのですか?
ともや:僕ら主催の勉強会が月に2回以上あります。それ以外は不定期でZoom(通話アプリケーション)を開いて、写真を見せ合ったりレタッチの話をしたりメンバーの写真に関するお悩みに答えたりしています。他にもメンバー主催の勉強会や、特別ゲストの写真家さんを招いたトークショーなども開催しています。
ー 学びも充実しているのですね!サロン開設2周年を迎えメンバーは400人以上と伺っているのですが、サロン内のルールや文化で大切にしていることはありますか?
えーちん:写真に関わることでもそれ以外のことでも、やりたいことをみんなでできる場所にしたいなとサロンを始める時から思っています。
ともや:僕ら2人だけではなく、メンバーみんなで一緒にサロンを作ってほしいと思っていたし、メンバーにもそう伝えています。のちハレの立ち上げ当初は特に、僕らにとっても初めてのことばかりでした。その時のメンバーと一緒に文化を作ってきたし、これからも一緒に作っていきたいと思っています。
えーちん:メンバー主催のオンライン交流会が開かれるようになったのもメンバーからの提案でした。当時保育士として働いているメンバーが何人かいて「自分が好きな絵本を他のメンバーにも共有したい」と言ってくれたんです。
メンバー主催の交流会には時間が合えば僕らも参加しているんですけど、知らなかったものに出会えて楽しいです。これからもルールを色々作って縛られるよりは「なんでもやってみよう!」という考えでいたいなと思います。
ー お二人もメンバーさんと一緒に楽しんでいるのですね。お話を聞いている限りすごく賑やかで楽しそうな印象ですが、2年間サロンを運営してきた中で大変なことはありましたか?
えーちん:この2年新型コロナウイルスが流行ってて、緊急事態宣言が発令されたり延長されたりを繰り返していた時は、オフラインイベントの企画のタイミングや実施の判断にたくさん悩みました。
自分達含めみんな楽しみにしていたイベントを開催直前で中止にしなきゃならなくなった時は、本当に申し訳ないし、悔しいなと思いました。
ともや:同じく、オフラインイベントを中止にしなきゃならなくなった時は本当に悔しかったです。でも中止になってしまって申し訳ないと思っていた時にメンバーから「最善の判断だと思います」「みんなのことを思って判断してくれてありがとうございます」みたいな優しい声をたくさんもらって、本当にありがたかったです。
えーちん:今では少しずつオフラインのイベントが増えてきて、画面越しではなく直接メンバーと会えることも増えて嬉しいです!今後も移動の制限や自粛期間となることがあればオフラインのイベントはお休みすると思いますし、コロナ禍でのイベントは大変なこともありますが、様子を見ながら楽しめたらいいなと思います。
ー のちハレサロンの今後についていくつか教えてください。サロンにはこれからどんな人に参加してほしいですか?
えーちん:何かを変えてみたい人。新しいコミュニティに参加することに勇気が出なかったり自信がなかったりする人に、のちハレに来てもらって何かのきっかけを作ってほしいなと思っています!
ともや:ほとんど同じ思いだけど、さらに加えるなら友達がほしい人も参加してほしいです。日々なんとなく寂しいなって思っている人に、のちハレで好きなものを増やしてほしいし自分が好きなことを共有してほしいです。それでもっと自分のことを好きになってほしいなと思います!
ー 「写真が上手になりたい人」などの回答いただけるのかなと思っていたのですが、そうではないのですね‥!?
えーちん&ともや:確かに!(笑)
ともや:でも、写真やってない人でも大歓迎です!好きなことを見つけたい人に入ってほしいなって思っています。実際カメラを持ってないメンバーもいるので問題ないです。
ー 最後に、サロンの今後の目標やこれからやりたいことがあれば教えてください。
えーちん:まずは新曲出してオリコンチャート1位狙ってます。その後アリーナツアーで全国を回りたいですね。
ともや:アーティストかよ(笑)やりたいけど!!
ー ええっと‥?
えーちん:冗談です。真面目に答えると「好きなことをやり続けたい」です。その時その時、やりたいと思ったことをみんなで全力でやりたいです。花火したいとか旅行したいとか、ちょっとしたことでもみんなでやっていきたいし、それを叶えられる場所でありたいと思います。
ともや:全く同じで、やりたいことをみんなで叶えていけるようにしたいなと思っています。小さいことでも「これやりたいけど無理かな」って諦めるような場所にはしたくないと思っています。これからも、のちハレに入ってくれたみんなが楽しめる環境にしていきたいと思っています。
ー ありがとうございました!これからものちハレサロンの活動を楽しみにしています。
お二人は普段から新しいものや楽しいことを見つけると「メンバーに教えたいな」「みんなに話したいな」と思うそうで、日頃からサロンメンバーと交流を楽しんでいる様子が伺えました。
時に笑いを挟みながら、たくさんの質問に答えてくださったお二人、ありがとうございました!
オンラインサロン『のちハレ』では、メンバーを募集しています。サロンの詳細とご入会は以下のページよりお願いします。のちハレサロンを通じて、たくさんの出会いがありますように。