世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由

2017.12.05更新

数々の世界の絶景を収めてきたカメラマンの「よこいち」さんにインタビュー。景色を”写真におさめること”と同時に現地の空気を感じることの大切さを教えていただきました。

世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由
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こんにちは、ライターのアンビル咲です。

これまでも記事を書いてきた"Lovegraphマガジン"が、"Lovegraphジャーナル"としてこの度リニューアルしました!

世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  1番目の写真

このリニューアルにあたって、Lovegraphのカメラマンや、今までのお客様にインタビューしながら"人のストーリーに寄り添った記事"を書いていきたいなぁと思っています。


インタビューしたい人のうち、最初に浮かんだのがLovegraphカメラマンの”よこいち”さん。

よこいちさんとは普段同じオフィスで働いていて、よく世界の話を聞いてはいたのですが、せっかくなのでインタビューしてもっと世界の魅力を教えてもらおうと思っていたのです。

「自分よりも、世界各地を飛び回っているLovegraphのカメラマンはたくさんいるよ。」と謙遜しながも、お話を聞かせてくれました。



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よこいち さん

カメラマン兼ラブグラフカメラマン統括。主に関東圏を担当。Lovegraph設立初期より参画、写真歴11年、2010年よりプロカメラマンとして活動しています。撮影はもちろんのこと、撮影に不慣れなお客様にも安心していただける接客、コミュニケーションを通しお客様の記念に残る写真だけでなく思い出に残るような"体験"そのものを提供します。

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ーよこいちさん、今日はよろしくお願いします!よこいちさんの写真を見ていると、本当に旅行に行ったような気分になります。今までどんな場所で写真を撮られてきたか、改めて教えてください。


よこいち:今のところ、偏りなく色んなところに行っています。フィンランド、ノルウェー、イタリア、ハワイ、韓国、マレーシア、中国、ブータン王国など…全部で10ヶ国ほどですね。

世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  2番目の写真
#ハワイ オアフ島のヤシの木

世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  3番目の写真
#ノルウェー・トロムソの全景
世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  4番目の写真
#ブータンの雄大な高原地帯


ーそんなに行かれているんですね…!普通に暮らしているだけだと、行く機会のないような国にも行かれていますね。一番思い入れのあるのはどこですか?

よこいち:改めて聞かれると選ぶのが難しいんですが、フィンランドは特に記憶に残っています!

2015年の12月~2016年の3月の間、プロジェクトの一環で行ってきて、オーロラの写真や雪景色を撮ってきたんです。簡単に言うと観光大使のようなイメージです。

フィンランドの"サーリセルカ"で見た夕暮れは、これまで見てきたどの景色より美しいと感じたほどです。空の色と三日月が幻想的で、アニメーションでも見ているかのような気持ちになりました‥!


世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  5番目の写真

ーすごく綺麗‥!確か、オーロラの写真も撮影されていましたよね。実際に見るとどうでしたか?

よこいち:オーロラも本当に感動しました。"こんな現象が起こるんだ…!"って。言葉にしにくいんですが、現実感がない景色が目の前に広がっている感じです。オーロラって、宇宙があって、地球があって、太陽があるから成り立っている現象なんですよね。宇宙の神秘みたいなものを感じました。

世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  6番目の写真
#よこいちさん撮影のオーロラ

よこいち:空の色や雲の形と同じように、二度と同じオーロラは見られないからそういった意味でも神秘的でした。

ー写真を見ていると、オーロラ見にいきたくなっちゃいます‥。よこいちさんが感じる「絶景を見に行く一番の理由」って何ですか?


よこいち:ありがとうございます。自分が撮った写真を見て「行ってみたい!」と思ってもらえるのは、本当に嬉しいです。

絶景を見に行くは難しいですが、そもそも写真は"視覚情報"でしかないと思っています。実際に行ってみて現地の空気とか匂いとか、五感で感じると、写真で見ただけの景色とは全く違うと思います。それを感じに行くことが、現地に足を運ぶ意味なんだろうなと思っています。

例えば、おいしそうな料理の写真見ても、味はわからないですよね。そういう感覚です。

ー確かに…!今やっと腑に落ちた感じがします。誰かが撮った写真を見て満足してしまうこともあったのですが、やっぱり現地に行くことって、大切なんですね。

よこいち:よかった!旅だけではなく芸術鑑賞もそうですが、いろんなものに触れて感性を磨くことで、自分の作品の幅が広がると思っています。自分自身、気になった写真展や美術展には必ずいきます。

今の時代、ネットを使えば色んな情報を得られるけれど、やっぱり感じるものが違うので、興味のあることはどんどん現地に足を運ぶようにしています。
世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  7番目の写真
#フィンランド・コルンディハウスのの美術展での一コマ


よこいち:だからこれからも、知らない世界を感じに直接自分の足で行って、目で見たいなと思います。


ー今行きたい国とか、見たい景色はありますか?

よこいち:行きたい国はまだまだあります!あとは日本国内でも、まだまだ知らない景色があるなぁと思っています。日本には四季があるから、それによっても違った楽しみ方ができると思います。

いつも生活している場所から、一歩出て見るだけで、全く違う世界が広がっています。無理に海外に行くことをおすすめする訳ではないけれど、少しでも何かを変えたいとか日々の中に刺激を求めるなら、素敵な景色を味わいに行ってほしいです。

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インタビューを終えると急に「私もどこかに行きたい。いつもと違う空気に触れたい!」という感情が湧いて来てしまいました…!

そんな私によこいちさんは「旅行の手続きなんてすぐにできるんだから、行ってきなよ」と。このフットワークの軽さが必要なんだろうなと感じました。

これからも人の心を動かす写真を撮り続け、多くの人にそれを届けてほしいです。


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ラブグラフのカメラマンでもあるよこいちさん。指名予約にて依頼可能です。


世界中を旅したカメラマンと楽しく話しながら撮影してもらうのも、二人の時間を素敵なものにしてくれるのではないでしょうか?
世界の絶景を収めてきた写真家に聞いた、世界各地に足を運ぶ理由  8番目の写真
#よこいちさん撮影のLovegraph