50年目のときめきを贈ろう。両親の金婚式を一緒にお祝い

金婚式とは、夫婦の結婚50周年を記念するお祝い。25周年を祝う銀婚式・5年を祝う木婚式など、結婚記念日には年次によって様々な呼び方がありますが、その中でも大きな節目となるのが金婚式です。

結婚50年ともなると娘や息子も大人になり、孫がいる場合も多いため、夫婦2人だけでなく家族ぐるみでお祝いすることもしばしば。半世紀に渡る長い年月をともに歩んできたご両親へ「おめでとう」と「ありがとう」の気持ちを込めて、素敵な金婚式のお祝いをプレゼントしませんか。

先ほどのように、結婚記念日は重ねる回数ごとに異なる名称で呼ばれています。そして、各記念日にはその名前にまつわるプレゼントを贈る場合が多く、例えば結婚1年目を祝う紙婚式では手紙やチケット、5年目の木婚式には木製のインテリアやアクセサリーなどが贈られます。

金婚式のモチーフとなっているのは「金」。そのため、古くから結婚記念日をお祝いするヨーロッパでは、ゴールドのアクセサリーを贈り合うのが一般的とされています。日本で結婚記念日を祝う慣習が始まったのは明治天皇の頃ですが、現在の金婚式では金にちなんだアイテムだけに限らず、予算などに合わせて幅広い種類のプレゼントが贈られているようです。

ご夫婦へのプレゼントの定番、ペアアイテム。毎日使うものがお揃いだと、50周年を迎えた後も末長く仲良しの夫婦でいられそうですね。特に食器類が人気でよく選ばれているようです。

大きな旦那さんの手、小ぶりな奥さんの手に合わせて大きさの異なる夫婦茶碗。金婚式にふさわしい有田焼や九谷焼など上質なものを贈り、夫婦の食卓を彩りましょう。

「片方が欠けると成り立たない」という点を、寄り添う夫婦の様子になぞらえた夫婦箸は縁起の良い贈り物です。また、お箸を贈ることは「幸せの橋(箸)渡し」「いつまでも美味しくご飯が食べられるように」という願いも含んでいます。

ペアの湯のみやマグカップはデザインが豊富で、選ぶ側も楽しめます。
銀婚式は湯のみ、金婚式は茶碗と箸、というように決めて贈るのもいいですね。

50年という長い時間を過ごした2人のお祝いに、時計もよく選ばれる人気のプレゼントです。

家用の掛時計や置時計は毎日目にするもの。結婚式や旅行時に撮った、思い出の写真を文字盤にできるオーダー時計もあります。

お出かけ好きなご夫婦なら、お揃いでつけられるペアウォッチも喜ばれます。
革ベルトの落ち着いたデザインは定番でおしゃれ。金素材の時計なら、金婚式にぴったりの贈り物に

お祝いに華やかさを添えるなら、お花のプレゼントはいかがでしょうか。生花の花束はもちろんですが、枯れないプリザーブドフラワーのギフトなら、お祝いが終わった後も長く楽しむことができます。

箱にお花を詰めたフラワーボックスや可愛い陶器に入ったものなど、ご両親の趣味に合わせて選びましょう。

普段はできない体験を贈ることができるギフト券で、金婚式をちょっと贅沢にお祝い。お茶碗やフラワーギフトなどのプレゼントとは別で用意するのもありですね。

思い切って温泉旅館の宿泊券をプレゼント。喜ばないご両親はいないはず！

外出の機会が減ってしまったご両親も多いはず。久しぶりの旅行でゆっくりと2人の時間を過ごしてもらいましょう。

お肉やお取り寄せスイーツなど、自分で好きなものを選べるカタログギフト。

ご夫婦の遠出が難しくなった場合でも、グルメギフトなら気兼ねなく贈ることができます。

一生大切にしたいのは、似顔絵や写真に関するプレゼント。

描き手の心がこもった2人の似顔絵は、世界に一つ。イラストレーターさんにお願いする際には、あらかじめご夫婦の写真を用意しておくとスムーズです。フレームに入れてメッセージを添えれば完璧！

思いつきそうでなかなかない「記念写真撮影」のプレゼント。正式なカメラマンに撮影してもらうのは結婚写真の時以来、というご夫婦も多いのではないでしょうか。50年目の笑顔と結婚写真を見比べるのも微笑ましい気持ちになりそうです。

写真と合わせて、フォトフレームも一緒に贈るのがおすすめです。ベストショットを入れて飾れば、目にするたび金婚式のことを思い出せますね。

子供だった自分たちが一人前になった今、ご両親にしてあげられることが増えたはず。金婚式は夫婦2人だけでなく、家族みんなのお祝いです。素敵な贈り物で日頃の感謝を伝えるとともに、いつまでも円満な夫婦でいられることを一緒に願いましょう。