カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」

2017.12.14更新

女の子らしくかわいい世界観の作り方を"Lovegraphカメラマンの"めめいちご"さんにインタビューしました。

カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」
こんにちは、ライターのアンビル咲です。

気づけば20代半ばにさしかかっている私。体力が落ちているのを感じたり「素敵な30代にならなくちゃなあ」「もっとしっかりしなくては」そんな風に思うこともあります。

それと、年齢だけではなく流行や環境の変化とともに、自分の好きなモノや色、しっくりくる服のテイストまでも変わってきた気がしていて…。そんな感覚を味わったことってありませんか?


だけど、一人の女性カメラマンが

「わたしは昔からピンクもかわいいものも大好きです。流行が移り変わっても、好きなものは変わらないと思う。」

まっすぐにそう言ってくれました。


めめいちご・Lovegraph関東カメラマン。
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  1番目の写真
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明るく、ふわふわ、きらきらした幸せな写真が好きです。 撮影中、緊張すると思いますが、すぐに和ませる雰囲気作りをするので初めての方でもご安心くださいね(*^^*) 出会った全ての方に「めめちゃんに出会えて良かった!」と思っていただけるように、目一杯頑張ってみなさまの笑顔を生み出せたら本当に幸せです(*´ω`*) フォトジェニックな可愛い小物やアイテムも沢山持っているので気軽にお声掛けくださいね♪
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  2番目の写真
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名前から、プロフィールに使う写真も顔文字も。

女の子らしくて、わかりやすい「かわいい」の世界が作られていた彼女に今回、自身の"世界観"について詳しく語ってもらいました。

Lovegraphカメラマンの中でも際立つ、キラキラした写真。自分の好きなテイストを大切にしながらも「写真については他のカメラマンから”彩度(色の鮮やかさ)上げすぎじゃない?”なんて、アドバイスされることもある」とのこと。それでも自分らしさをつらぬく姿勢に、強さを感じました。

■昔から"かわいい"が好き

ー今日はよろしくお願い致します。めめいちごさんの作る女の子らしくかわいい世界がとっても好きです…!まずはいまどんな活動されているのか教えてください。

めめいちご:今年の春に大学を卒業して、4月から音楽関係の会社員として働いています。大学の1年の夏から働いている会社です。

もともとは勉強が大の苦手だったのを克服したくて、大学受験に挑戦したのですが失敗してしまって…。2年間バイトして学費を貯めながらやっとの思いで入学しました。だから、どうしても学生のうちに何かやり遂げたい!という気持ちが強くて、入学後すぐに就活を始めたんです。

そこで運良く今の会社に出会うことができました。
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  3番目の写真
ーたくさん撮影に行っているイメージがあったので、OLさんだとは思いませんでした…!音楽関係の仕事って、どんなことをされているんですか?

めめいちご:仕事としてはミュージックビデオの編集などをしています。自分の仕事を期日までにすれば、会社に行かずににいつでもどこでも仕事をしていいんです。

それなので、自由にスケジュールを組むことができるから、Lovegraphの撮影にもたくさん行くことができます。

やりたいことも「やりたい!」と思った時にすぐにできてすごく楽しいですが、その反面、怠けてしまうことだってあります…。だからこそ空いた時間は好きな写真撮ったり料理をしたり、Webデザインの講座に行ったりといろんな場所に行ってみることにしています。今は本当に、毎日好きなことしかしてないです。

ーカメラ以外にも色々とやられているんですね!カメラを始めたのはどんなきっかけだったんですか?

めめいちご:昔から写真が好きで、友達と一緒にいるときに携帯電話やミラーレスで撮っていました。一眼レフを買ったのは1年前の6月頃です。

最近気づいたのですが、私は小さい頃から、サプライズをして「わぁ〜!」って驚いてもらうのが好きだったんです。

だから常に周りのみんながやっていない期待を超えられることを探していました。浪人していた2年間もスターバックスやディズニーでアルバイトをしていたのですが、そこでもカップに絵を描いたり、一緒に働いている仲間にお菓子を作って持って行ったり。私が考えたプラスαの思いやりで、周りの人が喜んでくれるのがすごく嬉しかったです。私が考えたサプライズでお客さんが泣いて喜んでくれたのが嬉しすぎて自分も裏で泣いたこともあります…。(笑)

そんなサプライズの一つに写真があったんじゃないかなと思います。大学生の頃には学生団体も立ち上げて、そこでも沢山綺麗な写真を撮って、みんなを驚かせるのが好きでした。

Lovegraphのカメラマンとして活動しはじめたのは、今年の4月からです。去年の夏ごろからLovegraphの写真講座のアカデミーに毎月通っていました。
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  4番目の写真
#はじめてLovegraphアカデミーに参加した時の集合写真


Lovegraphアカデミーとは?

Lovegraphカメラマンが講師となり、実践的な内容が学べる写真講座。入門編・マニュアル編など自身ののレベルに合わせて受講できます。

今後の開催日程や詳しい情報は下記をチェックしてくださいね。
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めめいちご:たぶん、かなり多い方だと思うのですが、Lovegraphアカデミーには全部で15回くらい行きました。それまでモデルさんをしっかり撮る機会もなかったし、構図も初めて教えてもらって、毎回楽しかったです。そして何よりも講師のラブグラファーの方々が私とあまり歳が変わらないのに、すごく生き生きしていて写真を楽しんでいる姿に憧れを抱いて私もこんな人たちと一緒に働きたい!と思って勉強しに行っていました。

ずっとLovegraphのカメラマンになりたいとは思っていたのですが「私にはまだまだ…」と思ってなかなか応募はできませんでした。でも大学を卒業する頃に、代表の駒下さんがLovegraphカメラマン育成のための1ヶ月集中講座をすると聞いて勇気を出して応募してみました。それで、無事にLovegraphのカメラマンになることができました。その時挑戦して本当によかったと今でも思っています。

ーそうやって地道に、積み重ねて来られたんですね…!女の子らしいかわいいものはずっと好きだったんですか?

めめいちご:そうです!昔から、かわいいものが好きだし、同じようにかわいいもの好きの女の子と一緒にいるのが好きです。学生時代は女の子を巻き込んで何かやりたくて、サークルのみんなで集まって料理教室みたいな女子会企画もしていました。

カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  5番目の写真
#学生時代にやったお料理女子会

■自分の世界は”性格”が作るということ

ーめめいちごさん自身の雰囲気も、写真も、すごくわかりやすく”かわいい”を表現しているなあと思ったのですが、どうやってこの世界観作っていったのですか?

めめいちご:自分が思うかわいい世界が伝わっているなんて嬉しいです。でも、ピンクが好きでかわいいものが好き、女の子が好きで、ただそれを発信しているだけなんですよ。


#めめいちごイのンスタグラムより

めめいちご:写真って、その人の性格が現れると思うんです。だから「こういうの目指していこう!」って感じではなくて”性格を育てる”ことで自分の世界観が作られていくんだと思っています。

ー“性格を育てる”って素敵ですね。

めめいちご:それと、写真だけやっているよりも、いろんなもの見て、経験をしているほうが他にはない新しい自分だけの作品が作り続けられると思っています。

私はとにかく気になったことはとりあえずやってみようと思っているタイプなんです。失敗をしたこともあったけれど色んな経験をしたからこそ、自分の好きなもの、好きじゃないものが早い段階で分かって今の自分の生き方や世界観が確立していったのだと思います。

また女の子たちを巻き込んで“フォトジェニック女子会”とかやってみたいなと思っています。

ー行動力がすごいですね!いくつも挑戦していくことに、不安な面はありませんか?

めめいちご:ありがとうございます…!挑戦してみることってやっぱりすごく大事だと思っているんです。

ただ、時間と心に余裕がないと、新しいことになかなかチャレンジできなかったりとか、レタッチ(写真の編集作業)も最低限のことしかできなかったり。詰め込んでしまっていた時は納期に追われてしまって、冒険ができななくなることに気がつきました。だから今は詰め込みすぎないようには気をつけています。

忙しくしちゃったら私が大好きなプラスαのサプライズも考える余裕がなくなって楽しくなくなっちゃうと思っているんですよね。私は好きなことを苦しみながらやりたくはないから、いつも余裕を持つようにしています。

私自身が写真を楽しむことで、お客さんに喜んでもらいたいなと思っています。

ーなるほどです。写真を撮る時とか、小物のアイディアはどこから生まれてくるのですか?

めめいちご:撮影に使う小物とかアイディアは海外の方のインスタグラムから影響を受けたり、100円ショップや原宿の竹下通りを巡って見つけることが多いです。とにかく「いいな」って思ったものはすぐに取り入れるようにしています。
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  6番目の写真
#海外のインスタグラムで見つけて取り入れた”ジュエリーライト”


めめいちご:いろんなものを見るようにしていますが、そのまま真似するのは意味がないと思っていて。いつも、自分のテイストと重ね合わせるように意識しています。

それと光の入れ方とか、構図とかの技術面では他のカメラマンさんから学ぶこともたくさんあるし、アドバイスをいただくこともあります。だけど色合いだったり、写真の仕上げの部分は、自分の「いいな」と思う感覚を大切にしたいなと思っています。

たとえば、レタッチについては「やりすぎじゃない?」と指摘をもらうことがあって…。その指摘を聞いて次のレタッチに活かしてみるんですけど、やっぱり自分の写真が好きになれないんです。

私は写っているお客さんが喜んでくれるなら、自分の個性を大切にしたいと思うんです。人から教えていただいたことを大切にしながらも、自分の"好き"を守りたいなと思います。

#Lovegraphで撮影したお気に入りの一枚

■これからも気軽にたくさんのことに挑戦したい

ーいろんなことに挑戦する軽さと、軸がしっかりとしているバランスがきっと絶妙なんでしょうね。これからやりたいことはありますか?

めめいちご:これからも会社員しつつ、写真を楽しみたいなと思います。私の場合、写真だけに集中したらきっと義務的になってしまって、今のようには楽しめないなと感じているからです。

あと、インスタグラムには食べ物だったりお花だったりいろんな写真を載せていますが、女の子を撮影するのが一番好きなんです。なのに私自身、写真写りがすごく悪いと思っていて…。最近は、写真写りが良くなる講座に参加したり、モデルとして撮影していただいたりもしています。

写真をもっと楽しむために、こういった行動はもっとしていきたいなと思っています。撮られる側の気持ちだったりポーズを研究すれば、今よりもいろんな写真が撮れると思いますし、撮られる気持ちも分かってもっともっと今までにない気遣いができる思っています。
カメラマン・めめいちごの世界観。「正直、悩むことはある。それでも私は"好き"を守りたい。」  8番目の写真
めめいちご:最近は、写真を撮るだけでなく講師を頼まれたりと、教える機会をいただくことも増えてきたから、人に分かりやすく伝えられるようにしていきたいです。

私が教えたことでその人の周りの人たちも幸せになってくれたらすごく嬉しいので、「教えること」も頑張ってこれからマスターしていきたいです。

■インタビューを終えて

インタビューの当日、女の子らしいワンピースを纏いピンクの小さなバッグを持っていて、見た目からストレートに"自分"を表現してくれためめいちごさん。

そしてそんな女の子らしい雰囲気からは想像できないくらい、しっかりと自分自身と向き合い行動を重ねてきたお話をしてくれて、一気にファンになってしまいました…!自信を持って"好き"と言えるものがあるからこその強さ何だろうと思います。

きっとこれから活動の幅が広がっても、めめいちごさんはブレないんだろうなとどこか安心感もありました。同じように「かわいい」世界が好きな女の子はぜひ彼女に相談みてください。





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