こんにちは、ライターの卯岡(うおか)です。
Lovegraphジャーナル内の記事で、私はお客様インタビューの機会を何度かいただいています。
毎回色々なカップルさんやご家族のお話を聞いてはほっこりとあたたかい気持ちになっています‥! 素敵なお話がいっぱいの今までの記事は、こちらよりご覧ください。
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・Lovegraphでフォトウェディングをされたご夫婦のエピソード。もともと挙式の予定はなく「写真で結婚式を挙げたい」と考えていたおふたりでした。
・遠距離恋愛を乗り越えてたご夫婦のインタビュー。「野球選手になりたい」という彼の夢を応援するために遠距離恋愛となったお二人。長い年月を経てご結婚するまでのお話を伺いました。
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そして今回は、彼女に告白した場所でウェディングの前撮りを依頼されたRyoさんIkumiさんカップルにお話を聞いてきました。
観覧車を背にしたロマンチックな一枚。
お二人の思い出の場所で前撮り撮影をされたこと、お母様のドレスを着たこと、プロポーズは2回されたこと(!)、そしてお二人の交際記念日に入籍をされたこと。
ひとつひとつのエピソードから、Ryoさん・Ikumiさんの結婚への思いの深さを感じました。
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―今日はよろしくお願いします。Lovegraphで撮影させていただいたお写真、拝見させていただきました。観覧車の前、素敵ですね。ここはお二人にとって思い出の場所と伺っていたのですが、どんな場所なんですか?
Ryoさん:ここは彼女に告白をして、付き合うことになった日の思い出の場所です。
―おふたりのスタートの場所だったんですね‥!
Ikumiさん:そうなんです。あの場所ではじまって、2年記念日の2018年元日に入籍しました。
―おめでとうございます!出会いはどういうものだったのですか?
Ryoさん:彼女が、僕の高校の先輩の友達だったんです。といっても当時は面識なくて、出会ったのは社会人になってからでした。僕と先輩とで企画した飲み会に彼女が参加してくれたんですよね。それから、ふたりで会うようになりました。
静かな子だなぁというのが第一印象でした。付き合うまでは2か月くらいだったかな。1~2週間に1回くらいのペースでいろんなところに出かけていました。
Ikumiさん:冬だったので、お台場のイルミネーションを見にいったりクリスマスにはポートタワー(千葉県)のイルミネーションに行きました。
Ryoさん:そう、お台場に2人で行ったのが僕の誕生日と近かったんですけど、彼女が手紙とプレゼントをくれたんです。でもまだ付き合ってもいないただの友達なのに、いい人だなあと思っていました。
Ikumiさん:あ、違います。
ーえ…?
Ikumiさん:彼、すごく忘れっぽいんです‥。この時は「誕生日だしお台場に行こうか」って誘われていたんです。何度も誕生日が近いことをアピールをされていたので、何も用意しないわけにはいかないなと思ったんですよね。
Ryoさん:え、全然覚えてないや。
Ikumiさん:(笑)。いつもこんな感じなので気にしないでくださいね。
#思い出の場所を、もう一度歩く
ークリスマスにもお2人で過ごされていますが、そのときに告白という流れにはならなかったんですか?
Ikumiさん:その時はあまりロマンチックな雰囲気じゃなかったので「ああ、今日はないな」と思っていました。でも、「そろそろ何も進展がなければ会うのをやめよう」と思い始めていたのもこの頃です。
Ryoさん:クリスマスも悩んだんですけど、ベタな感じもして…。それで年越しを一緒にこのみなとみらいで過ごして、年が明けてから告白しました。
Ikumiさん:実は、この日に何もなかったら本当にもう会うのをやめようと思っていました。「年明けを一緒に過ごそう」って誘われたので期待もしていたんですが、不安もあったんです。
―Ryoさんは当日どんな気持ちだったんでしょう。
Ryoさん:緊張はしていなかったんですが、変な時間が刻々と流れているのを感じました。
Ikumiさん:私は「寒いし帰ろう」っていつ言おうかなぁと思っていました‥。
ーでも、いい結果になってよかったですね。そのあとで写真を撮られたんですか?
Ryoさん:彼女にOKをもらって付き合うことになったあとに、たまたま近くにいた学生に「写真撮ってくれませんか?」って言われたんですよ。撮ってあげたら「せっかくなのでお返しに」と、僕たちの写真を撮ってくれたのがこの場所です。
#その時撮ってもらったのと同じポーズで
―本当の付き合いたての写真だったのですね。
Ikumiさん:そうなんです。当時の写真はお見せできないのですが、その写真があったからこそ前撮りでも同じ場所で撮りたいねって話していたんです。
やっぱりこの場所に行って、景色を見るたびに2年前のドキドキを思い出すことができます。
―そのあと、ご結婚の話はいつから出ていたんでしょう。
Ryoさん:付き合って8~9か月くらいかな。まず1回目のプロポーズを、ふらっと泊まりに行ったときにしました。
―1回目…?
Ryoさん:特に物は用意していなくて、言葉だけの”プチプロポーズ”みたいな感じですかね。で、その数月後、家でまったりしているときにもう一度ちゃんとプロポーズをしました。
Ikumiさん:また忘れているみたいなんですけど、その前に、付き合うとき「おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいて」って言われました。
Ryoさん:え、そんなこと言ったっけ?
Ikumiさん:言ってたよ。「どういう意味で言ってるんだろうこの人」って思っていました。だから、1回目のプロポーズは「あ、ありがとう」みたいな感じで、いまいち本当に受け止めていいのかわからなかったんですよね。
―2回目ではさすがに受け入れられました?
Ikumiさん:1回目の軽いプロポーズあとに、「ちゃんとしたプロポーズのとき、欲しがってたネックレスをあげる」と言ってくれて、一緒に買いに行ったんです。
わたしが欲しいものが定まっていたので、それを買って、2回目のときまで彼が保管していました。それで2回目のプロポーズでネックレスをもらったとき、"これが本当のプロポーズなんだ"と感動しました。
でも冷静に「まだどうなるかわからないぞ」と思っている自分もいましたが…!
#プロポーズの時のネックレス
■付き合い始めた日を忘れないために
―Lovegraphはもともとご存知だったんですか?
Ikumiさん:いえ、「ロケーション撮影」でネット検索をしていたら見つけました。私たちの思い出の場所でどうしてもウェディング撮影がしたくて色々調べました。
他は大まかなスポットまでしか指定できなかったり、指定が別料金だったりしたので、どこでも来てくれるLovegraphに依頼しました。それに、サイトを見ていたらりょうたさんの撮られた写真がとっても素敵だったんです。
―今回指名いただいたりょうたさんですね。どの写真でしょうか?
Ikumiさん:同じくウェディングの、東京タワーの夜景の写真です。「こんな風に夜景が撮れる人なら観覧車の前でも素敵に撮ってくれるんじゃないかな」と思って、彼に相談して依頼しました。
#きっかけになった一枚
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この撮影をしたカメラマン:りょうた
関東を中心に活動しているカメラマン。これまで撮影した写真一覧はこちらよりご覧ください
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―夜景のウェディング、素敵ですよね。Ikumiさんは昼と夜と撮られたのですか?ドレスも2種類着られているんですね。
Ikumiさん:そうなんです!両方とも自前のドレスなんです。夜に着たドレスは、二次会用に以前買ったもので、昼のドレスは母のものです。
母に「二次会用のドレスを着るつもりだけど、撮影で1日着ていて汚れたら嫌だなあ」って話したら「お母さんのドレスあるよ」って言われたんです。それまでまったく知らなかったんですけど…!
母の親友が母のために作ったドレスで、だから保管していたそうです。今回、そのドレスを今風にリメイクして使わせてもらいました。
―親友の方の手作り…! お母さまもIkumiさんが着てくれて嬉しかったんじゃないでしょうか。
Ikumiさん:声に出されて言われてはいないけど、当日着るのを楽しみにしていたみたいでした。リメイクは友達のお姉さんが働いているお店でしてもらいました。リメイク前は、お姫様のドレスみたいにパフスリーブが肩まであって甘い雰囲気だったのですが、シンプルにしてもらいました。背格好が当時の母と今のわたしとが同じくらいだったのでぴったり着られて良かったです。
母のドレスを来て、この場所にまた彼と来て写真を撮ってもらったとき「私、本当に結婚するんだなあ」と改めて感じて胸が熱くなりました。
―写真からも幸せそうなオーラが伝わってきます。結婚式はこれからですか?今回の写真をどう使われるのか楽しみです。
Ryoさん:式は今年の6月に予定しています。今回撮っていただいた写真は、結婚式のオープニングムービーで活躍する予定です。結婚式が終わったら、前撮りの写真も一緒に印刷して、家に飾りたいなあとも思っています。
―結婚式、楽しんでくださいね。今日はありがとうございました。そして改めて、ご結婚おめでとうございます。ぜひ思い出の場所、これからも大切にしてください。
■インタビューを終えて
おふたりとも会話の口調がおっとりとしていて、穏やかな雰囲気の中でお話をしてくださいました。
Ryoさんの忘れっぽさに対しても、Ikumiさんは普段から「また忘れてる!」と笑っているそうです。そんな自然体なふたりの関係性が素敵だな、と感じました。
この先も節目の記念日にはあの場所に訪れたいとおっしゃっていて、改めて”2人の思い出の場所”の存在の大きさを感じました。
お二人とも、ありがとうございました!
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