素直な歌詞に思わず涙!泣ける卒園ソングをご紹介♪

2019.04.30更新

子どもたちの成長を実感する卒園式。笑顔と涙に包まれる、親子にとっての晴れの日です。そんな卒園式を飾るのが、卒園ソングです。私たちが卒園したときはあの歌が定番だったけど、最近はどんなものがよく歌われているのか気になるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、定番の卒園式ソングや、選曲のポイントについて、まとめました♪

素直な歌詞に思わず涙!泣ける卒園ソングをご紹介♪

卒園式ソングの選び方

保育士さんは卒園式用に、親は謝恩会などで卒園式ソングを決める場面があります。そんなときはどのような歌を選べばいいのか、解説いたします。

保育園や幼稚園での思い出が蘇る歌

たった数年間の園生活ですが、子どもにとって数年間はとても大きいものです。見違えるほど成長し、さまざまなことを初めて経験します。そんな園での生活をふり返るような歌詞は、子どもも親も共感できるものが多く、より大きな感動を与えてくれます。

友達との出会いや絆を歌った歌

保育園や幼稚園で、初めて友達ができる子どもも多いですよね。慣れない集団生活の中で協力し合って遊んだり、ケンカしたり、一生懸命に毎日の園生活を送ります。そんな友達について歌った曲であれば、子どももその存在の大切さについて実感しながら心を込めて歌うことができるでしょう。

定番の卒園ソング

思い出がテーマの歌

1.ありがとうさようなら/作詞:井出隆夫 作曲:福田和禾子
1985年にNHK「みんなのうた」で放送された曲です。当時から卒園ソングとして定着していたので、歌ったことのある大人も多いと思います。「100年残る名曲を」という意気込みで作られた曲だけあって、今でも卒園ソングの定番として、多くの保育園や幼稚園で歌われています。

2.思い出のアルバム/作詞:増子とし 作曲:本多鉄磨
保育園・幼稚園だけでなく、小学校低学年の授業でも歌われることのある歌です。今も歌い継がれる歴史のある曲なので、口ずさめるという方も多いです。春夏秋冬の歌詞に合わせて曲が進んで行くので、思い浮かぶ情景の美しさも歌っていて心地の良い歌です。

3.ありがとう/作詞:宮地雅彦 作曲:宮地雅彦
2000年頃に発表された曲で、卒園ソングとしては比較的新しい曲です。当時保育士さんだった作詞作曲家の宮地雅彦さんが、子どもたちの発表会のために作りました。
転調があるなど、園児が歌う歌としては少し難しい箇所もありますが、そのぶんみんなで練習して披露したときの喜びも、ひとしおです。

4.さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)/作詞:新沢としひこ 作曲:島筒英夫
1996年にリリースされた定番の歌です。明るい曲調と情緒的な歌詞の組み合わせが絶妙で、涙が出そうな感動を呼びます。小学校に入学する情景も思い起こさせるフレーズがあるので、未来に向かって羽ばたいていくイメージの強い前向きな卒園ソングです。

友情がテーマの歌

1.おおきくなっても/作詞:柚梨太郎 作曲:柚梨太郎
過去・現在・未来の時系列に乗せて歌われる歌詞に、感情移入がしやすい曲です。大きくなっても仲良くできることが前提ではなく、大きくなっても覚えているかな、もしかしたら忘れちゃうかもしれない、という切なさも感じ取れる歌です。

2.たいせつなともだち/作詞:逸見龍一郎 作曲:古川竜也
子ども教育のプロ、ベネッセコーポレーションが作成した曲です。ほかの定番ソングと比較して新しい曲ですが、リリース以降CMでの起用だけでなく、たくさんの保育園・幼稚園にCDを配布したことでその知名度が上がりました。「たいせつなともだち」というタイトルですが、親子の絆にもフォーカスした歌詞になっています。

3.BELIEVE/作詞・作曲 杉本竜一
小学校の授業でも歌われることの多い、名曲です。1998年にNHKから発表された曲が、卒園ソングの定番として広く知られるようになりました。卒園だけでなく地球という壮大なテーマを扱っているので、未来に向けて羽ばたく子どもたちにぴったりです。

大人も感動する卒園ソング

どれもシンプルな旋律なので、一度覚えたら忘れにくいのも卒園式ソングの特徴です。メロディーだけでなく、歌詞もわかりやすい表現なので、まっすぐ心に響きます。
みなさんがこの記事を読んで、懐かしい気持ちになったり、イベントで使う音楽の参考になれば幸いです。

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