【七五三】七五三の記念写真の撮影料金っていくら?相場額&安く抑えるポイント

2021.08.19更新

子どもの健やかな成長に感謝してお参りする七五三。晴れ着のかわいらしい姿は、ぜひ写真に残しておきたいものですよね。 撮影を検討するときに気になるのは、やはりお値段。このページでは、七五三の記念写真撮影にかかる料金の相場、安く抑えられる方法についてご紹介いたします。

【七五三】七五三の記念写真の撮影料金っていくら?相場額&安く抑えるポイント

■七五三の撮影料金の相場はいくら?

七五三の写真撮影の相場額は、家庭によって大きく差が開きます。「一生に1度のことだから」と10万円以上をかける場合もあれば、2~3万円程度に収まるように考えているご家庭も。

そもそも、七五三の写真を撮影できるフォトサービスや写真館にはさまざまなものがあります。ここでは、まず「大手フォトスタジオ」「戸建て風写真館」「個人写真館」に加え、「出張撮影サービス」の4種類について、相場価格と特徴をご紹介します。

【大手フォトスタジオ】セット商品次第で大きく変化

全国に店舗を構える大手フォトスタジオは、撮影代が安価。代表的な例として、スタジオアリスやスタジオマリオでの撮影代は3,000円です。撮影用衣装やヘアメイクは無料。

そのため、最終的に支払う料金は、商品の選び方によって大きく異なります。

大手フォトスタジオ①スタジオマリオ

合計34,800円〜

※七五三 台紙セット(撮影料+データ+台紙1面2枚/キャビネ2面額2個)
スタジオマリオでは台紙セットの他、写真集セットや兄弟セットがあります。祖父母へプレゼントや、カット数などをプラスすると、8万円を超えるものも。

大手フォトスタジオ②スタジオアリス

合計39,800円~

※七五三セット シンプル(撮影料+写真集4〜5カット分)
スタジオアリスでは、通常料金よりお得な七五三セットが。自宅向けのシンプル、祖父母へのプレゼントがついたスタンダード、たくさんの写真を残せるスペシャルがあり、セット内容によって料金が3万円ほど変わります。

お参り衣装の有無もチェック!

大手フォトスタジオでは、撮影時の衣装とは別に、神社へのお参り用の衣装をレンタルすることもできます。(別途有料)

貸衣装はキャンペーン時には割引や無料になることもあるので、こまめにチェックしておきたいですね。

【戸建て風写真館】大手スタジオと同じか少し高め

大手フォトスタジオほどスタジオ数はありませんが、そのおしゃれさから人気を集めているのが、戸建て風写真館です。

撮影時は貸切状態になるスタジオもあるため、大手フォトスタジオに比べ、リラックスした状態で撮影に臨めるのではないでしょうか。

いくつか店舗があるところと、個人が一ヶ所のみで行っているところとの2種類があります。

撮影料金に撮影データがセットになっているところが多く、料金の相場は3万円程度から。大手フォトスタジオのようにアルバムなどオリジナル商品を別途用意しているところもありますよ。

戸建て風写真館①Pindot studio

合計43,000円〜

※基本料金(データ無制限)30,000円+着付けヘアメイク(3歳児)8,000円+ナチュラルフォトパネル5,000円
Prindot studioでは基本料金に、着付けヘアメイクと商品代がプラスされます。
着付けヘアメイクは、年齢によってその料金が変わるので要チェックです。

戸建て風写真館②プレシュスタジオ

合計41,100円〜

※撮影料金5,000円+商品代35,900円(フレームプラン)
プレシュスタジオは、撮影料金と商品代に分かれています。撮影料金は土日祝日や、季節によって変わるので、お得な日を選べると良いでしょう。
商品代はフレームプランの他に、アルバムや台紙プランもありますよ。

衣装の有無もチェック!

スタジオによって、七五三用の着物の有無は異なります。
着付け・ヘアメイクのサービスの有無も合わせて確認しておきましょう。

【個人写真館】料金はピンキリ

昔からある個人写真館は、料金にも商品にも幅があります。豪華な装丁のアルバムを作り、30万以上をかけたという例も。

しっかりしたアルバムではないにしろ、見合い写真として使われていたような立派な台紙入りの写真が一般的。相場は数万~10万円程度のところが多いでしょう。

なかには手頃な価格で撮影しているところもあるため、自宅近くに写真館があれば、一度問い合わせてみることもおすすめです。

立派な着物があるかもチェック!

昔から続く写真館では、本格的な着物が用意されているところも。衣装の貸し出しが必要な場合は、有無と価格を合わせてチェックしておきましょう。

【出張撮影サービスラブグラフ】データのみで低料金に

「子どもの1番自然な表情を残したい」と希望される方に人気なのが、出張撮影サービスです。

ラブグラフでは、自然な表情を切り取ることを得意とするカメラマンが多数所属しているため、七五三当日の神社での子どもの姿をきれいに残してあげられますよ。

納品はデータのみとなるため、大手フォトスタジオの相場に比べて安く予算を抑えられるのもおすすめの理由。

「自分でフォトブックやアルバムを作りたい」と考えている方にもぴったりです。

※この記事に使われている写真は、すべてラブグラフで撮影したものです。
合計 23,800円(税込26,180円)

※スタンダードプラン(カメラマン指名可。全国で撮影可能。グッズなし。)

■七五三の写真撮影料金を安くするには?

少しでも七五三写真の撮影料金を安くしたい……。
そんな方は、以下のポイントをチェックしておきましょう。

ポイント①早撮りキャンペーンの有無をチェック!

七五三のハイシーズンは9~11月。お参りに合わせて写真撮影をしたい方が集中するため、予約も混み合いがちです。

各写真館・フォトスタジオでは、繁忙期以外にも撮影に来てもらえるよう、前撮り・早撮りをする方にキャンペーンや特別プランを設けているところがたくさんあります

特別な商品がもらえたり、撮影料が無料・半額になったり、お参り用の着物レンタル費用が割引になるところも。時期をずらすだけで得になるため、早めにチェックしておきましょう。

なお、前撮り・早撮りの時期は写真館・フォトスタジオによって異なります。5~6月までというところ、7月頃までやっているところなど、各サービスのサイトをチェックしたり問い合わせてみたりしてみましょう。

ポイント②データを購入すれば祖父母用の写真代が浮く

「両家の祖父母にも写真をプレゼントしたいけれど、プレゼント用のものも購入すると、お値段が……」そうお悩みの方には、データでのお渡し・データ購入可能なフォトスタジオをおすすめします。

今、自分たちで作れるフォトブックサービスは、種類もお値段も多種多様。予算に応じて選べるので、フォトスタジオオリジナルのアルバムよりもかなりお安く抑えることも可能です。

プリントした写真を、別で用意した額縁に入れてプレゼントしてあげるのも喜ばれるのではないでしょうか。

ラブグラフはデータたっぷり75枚以上!

出張撮影サービスラブグラフは、納品が基本的にデータのみ。撮影したデータがすべて納品されるため、組み合わせてプリントしたり、コラージュをしたり……。
豪華な装丁のアルバムとは違う、心温まる世界に一冊だけのアルバムが作れますよ。

希望をすればフォトブックや台紙も購入可能。
日めくり日めくりカレンダーもあるので、お正月の挨拶の際にプレゼントしても良いかもしれません。

ポイント③個人カメラでの撮影と組み合わせ、購入写真は厳選した1枚に

今は、スマホカメラの機能も格段に上がり、デジタル一眼レフ風に撮影できるものもたくさんあります。神社での姿は手持ちのスマホ・デジカメで撮影し、写真館・フォトスタジオで撮影した写真は、財布の紐をぎゅっと締めて、厳選した1枚だけにするのもひとつの手。

写真館での少し緊張し気味のよそゆきの表情と、家族が撮影したリラックスした表情のふたつの顔を残しておけるでしょう。

ポイント④割引券や会員登録・株主優待券……裏技いろいろ

その他、フォトスタジオや写真館によっては、ホームページ上で割引クーポンが配布されていることがあったり、会員登録をすることで割引券がもらえたりする場合もあります。

また、裏技のひとつが株主優待券。スタジオアリスなど、大手では優待券として割引券を配布していることがあるようです。

こうしたものをオークションで購入して利用したという人も。自己責任にはなりますが、「このような方法もある」と知っておいても良いのではないでしょうか。

■七五三の基本をおさらい

七五三は、乳幼児期の死亡率が高かった昔、無事に3歳を迎えられたことを祝うために始まった行事です。
「3歳の男女」「5歳の男子」「7歳の女子」と、男女により行う年齢が異なります。「3歳の男子」は近年に入って行う人が増えたようです。

七五三の基本①お参りや写真撮影の時期

お参りをする時期は、10月~11月が一般的。11月15日が慣わしの日ではありますが、現代ではその日にこだわらず、曜日・日が良いタイミングで行うケースがほとんどです。

そのため、七五三の写真撮影は9月頃から繁忙期を迎えます。子どもの体調不良のリスクもありますし、日が迫るに従って予約が取りにくくなることも。

早い写真館では4月から七五三キャンペーンを行なっているので、前撮りや後撮りを利用するなどして、早めに撮影しておけると安心ですね。

七五三の基本②年齢は数え年?実年齢?

「3歳」「5歳」といっても、その年齢が今の実年齢なのか数え年なのか迷ってしまいますよね。

昔は数え年で行うことが一般的でした。つまり、3歳の七五三の場合、2歳になる年に行うわけですね。しかし、現在では実年齢派が一般的になっているよう。

特に最初の3歳の七五三は、数え年の2歳で行うよりも3歳になってからの方が、子ども自身も2歳児の頃よりは衣装を身につけていられるのではないでしょうか。

本人の性格や発達の度合い、兄弟姉妹との兼ね合いで考えてみても良いでしょう。

七五三の基本③お参りする神社

七五三でお参りに行く神社は、基本的には近くの氏神様の神社とされています。

もし希望がある場合は、遠くの大きな神社に行くことも◎
しかし七五三の時期、有名な神社はどこも混み合います。子どもの体力とも相談しながら、神社を決めると良いでしょう。

七五三の基本④大人の服装

七五三の時の、父母や祖父母の服装は、スーツや着物が一般的
子どもの成長や将来のために行う行事ですので、ジーンズなどのカジュアルウェアは避けるのが無難です。
入学式や卒業式のイメージで装いを決めると良いでしょう。

■相場は目安。無理のない範囲で思い出に残る七五三を写真に残そう

大手フォトスタジオ・戸建て風写真館など、各スタイルに応じた相場額をご紹介しました。七五三写真にかける相場額は、あくまでも目安。「一生に一度だから」と多額をかけるのも、「身の丈に合ったもので十分」と低めに抑えるのも、どちらも間違いではありません。

家計に無理のない程度の予算を組み、親子の思い出に残る七五三の記念写真を残しましょう。

数年後に見返したとき、子どもの成長ぶりが実感できるような、ステキな写真が残せますように。

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