七五三はいつお祝いする?写真撮影のおすすめの時期について
いざ七五三のお祝いをしようとして悩むのが、そのタイミングです。数え年か満年齢か、六曜は気にした方がいいのかなど、お祝いをする上でのマナーを知っておきましょう。
- 目次 -
1.七五三をお祝いする年齢について
1.1.男の子と女の子それぞれの時期は?
1.2.数え年と満年齢のどちらが正しい?
2.七五三をお祝いする日について
2.1.毎年11月15日が七五三の日
2.2.六曜も気にするべき?
2.3.混雑を避けるには前撮りもおすすめ
3.七五三では何をする?
3.1.神社への参拝・祈祷や記念撮影が一般的
3.2.参拝と記念撮影を一緒に行える出張撮影がおすすめ
4.七五三撮影の衣装について
4.1.女の子の七五三衣装
4.2.男の子の七五三衣装
5.まとめ
〜 七五三をお祝いする年齢について 〜
七五三では一般的に男の子で3歳と5歳、女の子で3歳と7歳にお祝いすると言われています。
このように数年おきにお祝いをする理由として、歴史的な背景が関係しています。
現代ほど医療の発達していない時代では、「七歳までは神の子」といった言葉があるほど子どもの死亡率が高かったと言われています。よって、子供が無事に成長したことへの感謝と、これからの幸せと長寿を願うお祝いとして、それぞれの年齢を節目にお祝いする文化が普及したのです。
■男の子と女の子それぞれの時期は?
前述したように、七五三のお祝いは男の子で3歳と5歳、女の子で3歳と7歳が一般的です。ただその時期は地域によって価値観が大きく異なっています。
特に男の子は地域で様々な習わしがあります。「関東は5歳のみ」「関西は3歳と5歳」と分かれていたり、鹿児島県では男の子でも7歳のタイミングでお祝いをしていたりと、地域によってお祝いのタイミングが異なるようです。
ただし、どれも絶対というわけではありません。多少前後してしまっても各ご家庭のタイミングで良し、というのが現代の考え方です。
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■数え年と満年齢のどちらが正しい?
お祝いをする年齢を決めるにあたって、「数え年」と「満年齢」という2つの年の数え方があります。「数え年」は生まれた日を1歳とし、元旦ごとに1歳加えていく数え方。対して「満年齢」は生まれた日を0歳とし、誕生日ごとに1歳加えていく数え方です。
日本では長い間「数え年」を使って年齢を数えてきましたが、現代では満年齢の数え方が一般的となっています。どちらの数え方も間違いではないのですが、「数え年」でお祝いをすると3歳の子供は満年齢1歳~2歳に該当するため、着付けや記念撮影が難しい場合も。
お祝いをスムーズに行うことを考えると、ある程度意思疎通が図れるようになる「満年齢」でお祝いをするのがいいかもしれません。
〜 七五三をお祝いする日について 〜
何歳でお祝いをするか決まったところで、次に悩むのが「どの日にお祝いをするのか」。この時期予約が埋まりつつある衣装や祈祷、出張撮影を抑えるためにも、早めにご家族でスケジュールを調整し、日程を決めておきましょう。
■毎年11月15日が七五三の日
毎年11月15日は、七五三のお祝いをする日として設けられています。しかし、七五三の日は年によって変動せず平日とも重なるため、家族の予定調整が難しいことも。また当日に神社が混雑してしまうことなどから、前後1~2か月でお祝いをするケースも多くなってきています。
この時期は1年の中でも非常に過ごしやすい気候で、ちょうど紅葉のシーズンでもあります。綺麗な紅葉を背景に記念撮影をするのも素敵ですよね。
もし前倒しで7月、8月に参拝する場合は、気温に十分注意しましょう。特に子供は着物で熱がこもってしまうため、体調を崩してしまう恐れがあります。十分に配慮しながら進めるにしましょう。
■六曜も気にするべき?
何かの日程を決めるとき、一般的に意識されているのが六曜。「結婚式といえば大安」「お葬式は友引を避ける」など、行事の日程を決める際に気にされる方も多いです。
ただ、この「六曜」は中国の文化や思想に基づいているもの。ご家族のスケジュール調整に支障をきたしてしまうようであれば、気にされなくても問題はありません。むしろ大安の日は参拝客が増え神社が混雑するため、あえて避けてもいいかもしれません。
■混雑を避けるには前撮りもおすすめ
前述した通り、七五三の日である11月15日やその前後は神社が非常に混雑します。神社にもよりますが、ご祈祷が当日予約である場合は待ち時間が非常に長くなるケースも。慣れない衣装に加えて人混みとなると子供も疲れてしまい、「せっかくの記念写真が全て暗い表情だった……」というのはよくある話です。記念写真を撮る日と参拝する日を分けて設定し、お子様のかわいい笑顔を収めるのも1つの選択肢です。
前撮りのメリットとして、参拝に向けて着物に慣れることができるという点もあります。事前に行った前撮りが予行練習となり、参拝当日に着物を着ても機嫌よく過ごせるかもしれませんね。
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〜 七五三では何をする? 〜
■神社への参拝・祈祷や記念撮影が一般的
七五三のお祝いとして行われるのは神社での参拝やご祈祷、そして記念撮影です。
参拝とは、神仏に対して拝むこと。拝殿の前において賽銭等を投げ入れ、「二礼二拍一礼」を基本的な作法として行います。一方、祈祷は神仏に対してその加護を求めて祈ること。受付で初穂料を納めた後、本殿にて執り行われます。
そして欠かせないのが記念撮影。子供が大きくなったら「あなたの成長を皆でお祝いしたよ」と言ってこの日の写真を見せてあげたいですよね。
■参拝と記念撮影を一緒に行える出張撮影がおすすめ
七五三でよく利用されているスタジオ撮影は、スタジオで撮影を終えてから神社に参拝へ出向く必要があり、また終わってからも衣装を返しに再びスタジオへ行く必要があります。
その移動する手間を省いたサービスが「出張撮影」。衣装レンタルもセットのプランがあるため、スタジオとの往復の移動が必要ありません。さらに神社で撮影ができることから、本殿前での集合写真、小さな手を合わせて参拝する子供の写真など、現地ならではのお写真を残すこともできます。
↓↓は1組の家族での撮影パターンです。様々なシーンで思い出の写真を残すことができます。
〜 七五三撮影の衣装について 〜
最後に、男の子と女の子、年齢によってもそれぞれ異なる七五三の衣装について紹介します。
子供の年齢や性格、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
■女の子の七五三衣装
女の子がお祝いをするのは一般的に3歳と7歳です。
3歳では主に「三つ身」という着物を身に着けます。やわらかな帯と、被布(ひふ)というベスト状の上着を着ます。締め付けが少ないため負担も軽い、また着付けがしやすく着崩れしにくい着物です。見た目も子供らしく、とてもかわいいデザインです。
7歳で身に着けるのは、3歳のときとは異なる「四つ身」という着物。子どもサイズではあるものの、形は大人用の着物と同じです。併せて扇子や筥迫(はこせこ)などの小物を持たせます。
また、洋装(ワンピース)でお祝いをするという選択肢も。前後で卒園式や入学式がある場合は使い回せるのも嬉しいですよね。
■男の子の七五三衣装
男の子がお祝いをするのは一般的に3歳と5歳です。
3歳では主に「被布(ひふ)」という着物を身に着けます。これは3歳の女の子と同じ着物であり、負担も軽く着付けがしやすい、着崩れしにくいのが特徴。もともとは女の子の衣装でしたが、最近では3歳の男の子の衣装としても主流になりつつあります。色も青や黒、柄も兜や龍といった男の子らしいデザインも揃っています。
5歳で身に着けるのは「羽織袴」という着物。上に羽織っているのが「羽織」、下に履いているのが袴です。併せて懐剣や扇子、お守りなどの小物を持たせます。
男の子も洋装(スーツ)でお祝いをすることもあります。お父様やお祖父様と統一感を出すためにスーツで合わせてもかっこいいですよね。
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〜 まとめ 〜
いかがでしたか?
七五三は子供を持つ親にとっての一大イベント。もともとの由来である「子供の成長を祝い、幸せと長寿を願う」という意味を改めて知ると、尚更ちゃんとお祝いしてあげたいという気持ちになりますね。
しかし一言に「七五三のお祝いをする」といっても、お祝いする子供の年齢や参拝・ご祈祷の日程、当日の衣装など、決めなければならないことは山ほどあります。今回の記事が少しでも七五三を控えている親御様のお役に立てると幸いです。
そして、七五三をさらに素敵にお祝いするお手伝いができるのが「出張撮影」。スタジオに移動する負担を減らすだけではなく、神社というロケーションならではのお写真が撮れること、参拝やご祈祷の流れに沿って自然な表情のお写真が撮れることなど、メリットがたくさん。着物のレンタルプランもありますので、ぜひ「出張撮影」を検討してみてくださいね。
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