女の子の七五三はいつお祝いする?おすすめの時期と衣装|LOVEGRAPH Journal

2022.09.29更新

子供の健やかな成長を祝い、祈願する七五三。 女の子は華やかな着物に身を包み、ヘアアレンジやメイクなどで綺麗にしてもらっているのがとても印象的です。 今回は女の子の七五三のお祝いをする年齢、時期や衣装について紹介していきます。

女の子の七五三はいつお祝いする?おすすめの時期と衣装|LOVEGRAPH Journal

女の子の七五三はいつお祝いする?おすすめの時期と衣装

大切な我が子の節目である七五三。親としては力を入れたい行事ですよね。

しかし実は、いつ七五三のお祝いをするのか、どのような衣装を着せればいいのかなど、具体的なことを知らない人も少なくはありません。慌ただしい毎日で「七五三を忘れていた!」というのもよくある話です。

大切な節目を逃さないように、七五三のお祝いについて早めに理解しておきましょう。

こちらの記事では女の子の七五三について紹介しますので、男の子の七五三はこちらの記事を参考にしてください。
- 目次 -
1.女の子の七五三は何歳で撮影をする?
 1.1.数え年と満年齢のどちらでお祝いをする?
 1.2.早生まれの場合はいつお祝いをする?
 1.3.女の子の七五三をお祝いする起源は?
  1.3.1. 3歳:髪置きの儀
  1.3.2. 5歳:袴着の儀
  1.3.3. 7歳:帯解(おびとき)の儀
2.七五三のお参りでベストな時期は?
 2.1.七五三の日は毎年11月15日
 2.2.混雑を避けるには前撮りもおすすめ
3.女の子の七五三撮影は、どんな衣装を着たらいい?
 3.1.女の子の七五三で一般的な衣装
  3.1.1 3歳の女の子は「三つ身」の着物
  3.1.2 7歳の女の子は「四つ身」の着物
  3.1.3 ワンピースなどの洋装もおすすめ
 3.2.ラブグラフの着物レンタル付き撮影プラン
4.まとめ

〜 女の子の七五三は何歳で撮影をする? 〜

七五三は、昔行われていた3歳「髪置きの儀」、5歳「袴着(はかまぎ)の儀」、7歳「帯解(おびとき)の儀」の3つのお祝い事が現代まで残ったものと言われています。

女の子は一般的に3歳と7歳でお祝いをします。
地域によって異なる場合もありますが、ほとんどのご家庭が3歳、7歳の二度に渡ってお祝いを行うのが主流となっています。

■数え年と満年齢のどちらでお祝いする?

お祝いをする年齢を決めるにあたって重要なのが「満年齢」と「数え年」という2つの年の数え方です。

「数え年」は生まれた日を1歳とし、元旦ごとに1歳加えていく数え方。
対して「満年齢」は生まれた日を0歳とし、誕生日ごとに1歳加えていく数え方です。

最近では着付けしやすいという点、参拝がスムーズに行えるという点からも「満年齢」のタイミングでお祝いをされるのが一般的になってきました。

ただ、地域によっては数え年が主流なところもあるため、周囲とよく相談して決めるようにしましょう。

■早生まれの場合はいつお祝いをする?

お祝いをする年齢で悩むポイントのひとつが、お子様が「早生まれ」である場合です。

「満年齢」でお祝いをする際、七五三の時期は11月にあたるため、同学年の子と一緒にお祝いすることができなくなってしまいます。

7歳だともう小学生に進学していることもあり、お友達同士でも話題に上ることもあるはず。早生まれという理由でお友達より1年遅れてしまうのは少し寂しい気持ちになるかもしれません。

よって最近では、早生まれのお子様の場合は「数え年」を選ばれるご家庭も少なくありません。そのころのお子様の成長や環境をよく考慮し、臨機応変にお祝いのタイミングを選ぶといいかもしれませんね。

■女の子の七五三をお祝いする起源は?

昔は衛生面も悪く医療技術も未発達であったため、子供の死亡率が非常に高かったと言われています。故に親にとって我が子の成長は大きな喜びであり、節目ごとに幸せと長寿を願っていたのです。

七五三はその時代に行われていた3つの儀式に由来しています。

●3歳:髪置きの儀

かつては頭を清潔に保ち病気を予防するため、生後7日目に髪の毛を剃る習慣がありました。髪をのばし始める3歳の春を迎える頃に行われていたのが「髪置きの儀」です。

男女共通の儀式であるため、幼少期は男女ともに坊主で過ごしていたと言われています。

●5歳:袴着の儀

5~7歳の頃に行われていたのが、当時の正装であった袴を初めて身に付ける「袴着(はかまぎ)の儀」です。男の子はこの通過儀礼により少年の仲間入りをし、羽織袴を身に付けたと言われています。

もともとは男女共通の儀式として執り行われていましたが、江戸時代より男の子のみの儀式となりました。

●7歳:帯解(おびとき)の儀

女の子は7歳になると着物を着るときに使っていた付け紐をとり、帯を締め始めます。その際の儀式を「帯解の儀」といいます。女の子は「帯解の儀」を経て大人の女性へ歩み始めると考えられていました。

当初は男女ともに9歳で行われていたとされていますが、時代とともに女の子の儀式として定着しました。

〜 七五三のお参りでベストな時期は? 〜

お祝いをする年齢について理解が深まったところで、次に問題となるのが「どの日にお参りをするか」。

親族が集まる行事でもあり調整が難しいため、適切な日程を知った上で早めに日程を確定させておくといいかもしれません。

■七五三の日は毎年11月15日

七五三のお祝いをする日として設けられているのが、毎年11月15日です。

ただ、七五三の日は年によって変わることなく平日とも重なるため、お仕事などの調整が難しいことも。当日に神社が混雑してしまうという点からも、前後1~2か月ずらしてお祝いをするご家庭も増えてきています。

前倒しにする際は水分補給などの熱中症の対策を、後ろ倒しにする際は衣装を調整するなどの寒さ対策をするようにしましょう。

■混雑を避けるには前撮りもおすすめ

当日が混雑するとはいえ、「せっかくなら七五三の日に参拝したい!」と思いますよね。そういった場合におすすめなのが前撮りです。

七五三の参拝よりも前、4~10月の間に写真撮影を済ませることを前撮りと言います。

最も混雑している時期を避けることができるので、周りの人が写真に写りこんでしまう、撮りたい場所で撮れないといった心配がありません。

また、現在の8月~10月はフォトスタジオや出張撮影サービスが割安料金で前撮りキャンペーンをしています。とてもお得に撮影できることから、たくさんの駆け込み依頼をいただいています。

七五三の前撮りについての詳細はこちら

〜 女の子の七五三撮影は、どんな衣装を着たらいい? 〜

お祝いの年齢や日程がおおよそ決まったところで、最後に悩むのが当日の衣装。「写真として残る」という意味では一生モノの衣装です。とくに女の子は本人の好みもあると思うので、慎重に決めていきましょう。

■女の子の七五三で一般的な衣装

ここで挙げるのは、一般的に七五三で女の子が着るとされている3種類の衣装です。

ただ、近年は七五三の衣装も多様化しています。ご家庭の都合や本人の意向に沿っていれば、ここで挙げられている衣装でなくても問題はありません。

■3歳の女の子は「三つ身」の着物

3歳の女の子は「三つ身」という着物を身に着けます。被布(ひふ)というベスト状の上着を着ており、見た目も子供らしく、とてもかわいいデザインです。

やわらかな帯を使っているため締め付けが少なく、お子様の負担も軽い着物です。着付けしやすく着崩れしにくいのもメリット。

■7歳の女の子は「四つ身」の着物

7歳の女の子が身に着けるのは「四つ身」という着物です。小さい版の大人の着物といったイメージで、着付けに必要な小道具は大人と同じです。

併せて扇子や筥迫(はこせこ)などの小物を持たせても素敵です。

■ワンピースなどの洋装もおすすめ

着物の締め付けを嫌がりそう、8月や9月などの早い時期に参拝予定という方には、洋装(ワンピース)がおすすめ。着心地も軽く思いっきり動けるので、お子様も最後まで機嫌良く過ごすことができます。

前後で卒園式や入学式がある場合は使い回せるのもメリットです。

■ラブグラフの着物レンタル付き撮影プラン

最近では着物レンタルを行っているフォトスタジオも多くあり、非常に便利ですよね。しかし、スタジオで衣装を借りて記念撮影となると、神社との往復移動が必要になるというデメリットも。

そこで便利なのが「衣装レンタル+出張撮影」がセットになっている撮影プラン。衣装も郵送でのやりとりになるため、当日移動の手間が省けるのはとても嬉しいですよね。

神社で行うロケーション撮影、着物がとても綺麗に映えるのもおすすめポイントです。
ラブグラフなら衣装レンタル+神社での出張撮影がセットになったお得なプランもご用意しています。

ラブグラフの着物セットプランはこちら

〜 まとめ 〜

いかがでしたか?

今回は女の子の七五三について紹介しました。
七五三をお祝いする年齢やタイミング、衣装について、今回の記事が参考になると幸いです。お子様にとって素敵な思い出として残せるよう、無理のない範囲でお祝いの準備を進めていきましょう。

そして、七五三をさらに素敵にお祝いするお手伝いができるのが「出張撮影」。

スタジオに移動する負担を減らすだけではなく、神社というロケーションならではのお写真が撮れること、参拝やご祈祷といった当日の流れに沿って自然なお写真が撮れることなど、メリットがたくさん。

ラブグラフでは「着物レンタル+出張撮影」の撮影プランもありますので、ぜひ検討してみてくださいね。
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