着物だけじゃない！成人式でスーツをかっこよく着こなそう♪

新成人が成人式に着ていく服装にはどのようなものがあるのか、女性と男性それぞれでご紹介します。

・振袖

未婚の女性のみが着ることができる和装として、成人式でも定番となっている振袖です。華やかで目立つので、成人の日に振袖で着飾って歩いているだけで、街の人から声をかけてもらえることも少なくありません。着ている本人も、普段はあまり着ることがない和装の帯で、気が引き締まります。
おばあちゃんやお母さんが見立てたり、実際に着ていた振袖を着る新成人も多いため、その場合には家族の絆を感じることができるのが振袖の特徴でもあります。

・フォーマルドレス
結婚式や晴れの日に着るような、フォーマルなドレスです。洋装に着慣れている現代人にとって、より着やすい服装です。振袖のように、事前に用意しておかなければならない特別なグッズや、成人式当日に美容院で着付けをする必要がないので、コスト面でのメリットが大きいです。
また、1月の成人式には冷たい雨や雪が降ることも多く、慣れない足袋では歩きづらいことも。その一方で、ドレスならその心配がありません。

・スーツ
凛として知的な雰囲気に溢れるスーツです。大学生の場合、その後やってくる就職活動などでも使うことができるので、成人式を機に買っておいてもいいと考える新成人に人気があります。しかし、就活のときのようように襟付きの白いワイシャツを合わせてしまうと祝福するイメージからは少し離れてしまうので、華やかなイメージにしたい場合はカットソーを工夫するなどのアレンジが必要になってきます。

・袴
成人式は、女性よりも和服を着る機会が少ない男性にとって、袴を着る成人式は貴重な機会のひとつです。成人式のあとは、自身の神前結婚式が最後だったという男性も少なくありません。
女性の振袖同様、成人式当日に袴姿の男性はひと目で新成人であることがわかるため、周囲の人から祝福の声をかけてもらえることもあります。初めて和服を着るという人も多く、日本人男性としての誇りが芽生えるのも特徴です。

・スーツ
成人式で和装を着る男性は女性よりも少ないため、多くの男性新成人がスーツを着ます。男性のスーツは種類の幅も広く選びごたえがあるので、就活用とは別に用意してもいいかもしれません。招待された結婚式など、今後のフォーマルなイベントにも着ていくことができます。

気になるお値段はどれくらいなのか、相場をご紹介します。

男女ともに、4-5万円くらいのスーツと数千円のワイシャツ合わせて5万円くらいが相場です。もちろん上を見ればキリがありませんが成人式は人生でとても大きな晴れの舞台なので、10万円に届くものを買ってもその価値はあります。
スーツショップやフォーマルウェアのお店で買うのが主流です。

ファッションのレンタルサービスを行なっている会社から借りることができます。購入するには手が届かないようなブランドスーツなども1-2万円程度でレンタルすることができます。

成人式は1月の真冬に行われるので、コートを着ていく人も多いです。
男女共にフォーマルシーンではロング丈のコートが一般的です。色は黒やグレーのシックな色が、使い勝手もよく大人っぽく見えると人気となっています。

スーツと一口に言っても、色や素材はさまざまで、それぞれで印象も全く異なります。成人式におすすめのカラーは以下の通りです。

黒よりもトーンの明るいネイビーです。垢抜けた印象を演出しながら、品のある雰囲気になります。

知的な印象のグレーです。襟が濃いグレーになっているものが選べたりと、ほかのカラーではあまり見られないデザインがグレーでは展開されていることがあります。

おしゃれで都会的なブラウンです。マニッシュな雰囲気で、小物を使ったアレンジによっても全然イメージが変わるカラーです。

歴史が長い日本では、周りと同じことがいいとされている部分もありますが、成人式は、一人の大人へとステップアップする場でもあります。
周りに流されず、自分らしい服装、着こなしができることに大きな意義があることを忘れないでくださいね。