この度、東京２０２０オリンピック聖火ランナーとして選出していただきました。この記念すべき瞬間をいかに美しく記録に残すかを色々な方々の意見を参考にさせていただき、最終的に辿り着いたのが『ラブグラフ』さんでした。
　私は、資格取得に燃える元警察官の理学療法士です。2019年5月には、運動器の認定試験に合格し、現在は、佐賀県を健康寿命・働きやすい街Ｎｏ.1にするため、癌のリハビリと衛生管理に関する資格取得に挑戦中です。また、元警察官という経験と知識を活かし、災害リハビリについても勉強中です。私は、自分が怪我をした経験から現職に興味を持ち、勉強し直して転職しました。それは、私にとって大きな決断でしたが、様々な理由でハンディを負い、それを克服しようと全力でリハビリに取り組む方々を応援し、サポートするこの仕事に誇りを持って働いています。しかし、患者さんの中には回復が思うように進まず、落ち込み気味の方々もいらっしゃいます。オリンピック・パラリンピックは、全ての人に感動と希望を与えるスポーツの祭典です。私が聖火ランナーとして走ることで、見てくれる患者さんたちのチャレンジし続ける勇気とエネルギーに繋がればと思い応募しました。「やってやろう」と思いの丈を綴ったところ、この度「地元をよりよくする佐賀チャレンジャー」として、トヨタ自動車さんより『東京2020オリンピック聖火ランナー』に選出していただきました。小さいころから水泳やソフトボールなどのスポーツに親しんできましたが、アスリートではありません。「こんな私でも聖火ランナーができるのよ。みんな頑張ろう。」そんな思いを胸に走りきる瞬間を『ラブグラフ』さんならば、『サムネイル』にできるくらい素敵な作品に仕上げていただけるのではないかと思い、利用させていただきました。

　『ラブグラフ』さんの写真を通して以下の自分自身の想いを、より一層素敵なメッセージとして記録に残し、また、より良い形で発信することが出来るのではないかと考え、撮影依頼させていただきました。　
　東京2020オリンピック開催に対して否定的な意見も多々ある中、こんな時だからこそスポーツを通して感動する心や・何があっても負けないぞという意気込みを世界中のみんなに示していくことは大切だと思いました。 コロナの影響で、外出自粛など厳しい情勢を強いられてきましたが、1年延期したことで普通じゃ絶対に知り得なかった他の聖火ランナーの皆さんとフェイスブックを通じて繋がる事が出来たり、家族・職場でもみんなで頑張って乗り越えようという仲間意識がより一層強くなったり、今までは恥ずかしくて伝えられなかった想いを誰かに伝えることが出来たりと色々と良いことも沢山ありました。 当たり前な事が当たり前じゃなくなってきた世の中ですが、当たり前に嬉しいと喜んだり楽しんだりとポジティブな気持ちは、忘れてはいけないと思います。
　東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプトは、『Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。』 です。聖火リレー開催により、誰もが誰かの喜びを自分の事のように喜べる世の中にしていけたらいいなと思います。そして、オリンピック・パラリンピック選手をはじめ、色々なことにチャレンジし続ける全ての方々へのエールとなることを心より願っています。

　今回、tikiさんに撮影を依頼させていただきました。カメラマンさん選択の際に、各カメラマンさんの過去の撮影一覧を鑑賞させていただいたところ、tikiさんの作品に魅了されました。フェアリー感のある数々の作品に引き付けられ、カメラに映る全ての方々の魅力を最大限に引き出されているように感じました。そんなtikiさんに私の記念すべき瞬間をぜひ撮影していただきたいと思い、撮影依頼させていただきました。
　撮影前には、ＺＯＯＭやＬＩＮＥ等で綿密な打ち合わせをしていただきました。
　撮影当日は、服装を目立つように工夫していただくなど、初めて会う際にも間違いがないように細やかなご配慮をしていただきました。
　撮影の際は、はじまりから終わりまで笑顔を忘れず気さくにお話ししてくださり、私はもちろんのこと知人も大変リラックスしながら撮影に臨むことが出来ました。tikiさんは、私の好きなアングル・色味・光の加減を確認してくださるなど色々と魅せ方の工夫をされ、依頼者の好みを聴取しながら作品を作りあげられており、その姿・眼差しは、プロフェッショナルそのものでした。そんな創意工夫の徹底された撮影は、大変楽しいひとときとなりました。口コミ高評価の理由が良く理解できました。
　撮影された作品を見返す度に「あの時の感動」がよみがえってくるようなそんな素敵な作品に仕上がっていると思います。
　この度は、撮影にご快諾いただきまして誠にありがとうございました。